#大相撲
大相撲初場所が終わった。
千秋楽では、横綱照ノ富士が本割で大関霧島を吹っ飛ばして完勝し、琴ノ若との優勝決定戦を圧巻の強さで制した。
琴ノ若とは本割、決定戦と二度目の取り組みになるので、琴ノ若も多少は踏ん張り意地を見せたが、やっぱり横綱は強かった。
怪我で思うような稽古が出来ず、場所前は親方も心配するほどだったが、蓋を開けてみれば大関以下とは段違いの強さ。技に精神力、共にこれぞ横綱というところを示してくれたように思う。
貫禄十分で本当に格好良かった。
どうか(横審のいうことは適当に聞いて)、無理をせず、休養を挟みながら、自身の悲願である二桁優勝を達成してほしいと思う。
今場所は幕下に伯桜鵬、若隆景がいたこともあり、幕下から十両、幕内と見所満載の場所だった。
若隆景は来場所十両復帰、幕内まであともう少しだね。
推しの伯桜鵬も無事に十両復帰。左肩に気をつけながら、焦らずじっくりと横綱への道を進んでいってほしい。
霧島も頑張れ!
すでに来場所が待ち遠しい(笑
そういえば先日、ヤフーニュースで栃ノ心の記事を見かけた。
相撲協会には残らず、ワインの輸出入ビジネスをやるというのをどこかで見かけて以来の近況。
母国の奥さんとお子さんはずっと向こうで暮らしているようなので、まあこれからは行ったり来たりできるので良かったのではと思っていたら、実は五年ほど前に離婚したらしい。
そして、すでに日本人と再婚して一男を設け、さらにわんわん二頭を加えた新しい家庭を築いていた。
また、栃ノ心のお祖父様が小さなワイナリーを所有していたので、子供の頃から手伝っており、もともとジョージアのワインが身近なものであったらしい。
日本に来たらジョージアワインの認知度が低すぎて、すごく悲しかったとか。
たしかにジョージアという国名も以前はグルジアと呼ばれていて、それ何処?って感じの人も多かっただろうしね(かくいうわたしもその一人)。
今は、新たな人生の伴侶と共にワインの輸入会社を興して頑張っている栃ノ心。
飲食店を始め、あちこちに卸しているらしい。
前妻との間に出来たお子さんとは二回ぐらいしか会ったことがないらしく、もはや会わせてもらえないとか、、、
以前、大関に昇進した際、凱旋帰国の映像を観たけれど、お相撲さんって特殊な職業なので、遠距離は大変だろうなあと思っていたんだよね。
だから離婚したと聞いて、なんとなく、ああやっぱり的な感じがしないわけでもなかった。
奥さんには奥さんのやりたいことがあっただろうし、ジョージアでの生活を大事にしていたのだろう。
栃ノ心は栃ノ心で、これから新しい家族といろいろなことを共有する楽しさや分かち合う尊さを存分に味わってほしいし、別れた奥さんとお子さんも幸せでいてほしいな。
余計なお世話なんだけどね、笑 栃ノ心のインタビューの言葉の端々から、嘘のない真っ直ぐな印象を受けたので、幸せになってほしいと思ったのよね。
#同性婚
先日の朝刊に事実婚している同性の遺族に被害者給付金を払うかどうかの記事が出ていた。
例えば、旦那さんを殺害された妻は被害者給付金を貰うことができる。
これは婚姻関係にある夫婦だけではなく、事実婚でも貰えるらしい。
ところが、同性のパートナーを殺された男性が愛知県の公安委員会に給付金を申請したら不支給になった。そこで、県を提訴したものの、一審、二審ともに決定は覆らず。
しかしこのたび、最高裁にて二審で下された結論を変えるために必要な手続きといわれる「弁論」なるものが開かれることになったそうで、不支給の判決が見直される可能性が出てきたらしい。
じつはこの訴訟の二審の判決後、別の訴訟で「同性のカップル間でも事実婚が成立する」という最高裁の判断が出ているらしい。
それと照合して整合性を図るためにも今回の判断は必要不可欠なのだろう。
私事だが、以前、異性の友人とハウスシェアをしていた頃、ご近所さんは私達をカップルだと思っていた。
逆に女性同士だったら友人同士と思われたに違いない。
モヤモヤしたけれど、日本育ちの中年からすると、まあなんとなくそういう考えが分からないわけでもないし、だから愛知県がいいたいこともなんとなくわかる。
なんとなくだけれど。
でも、いまやジェンダー平等社会を実現しようという考えが主流だし、やっぱりその方がしっくりくる。
正直、個人的には事実婚のほうがモヤモヤする。
もちろん事実婚=入籍にこだわらない関係は、当然アリ。それは個人の勝手。
でも、法的保護という話になると、どうなんだろう。