2023-01-01から1年間の記事一覧

わたしの文字。

読売新聞に掲載された、小学生が撮った一枚の写真。 茜空を引き立たせる小さな黒い街並みと赤信号の丸い灯り。 スマホのカメラ機能とオンライン投稿のおかげだろう、子供でも手軽に日常を切り取ってシェアできる世の中になった。 過日、よみうり写真大賞に選…

小鳩がくれた至福のひととき(干菓子)

母のお友達からいただいた干菓子。鳩サブレーで有名な豊島屋さんの「小鳩豆楽」。 鳩をかたどった見た目が愛らしい落雁で、和三盆糖や豆粉、きなこなどを混ぜて作られているそう。優しさが際立つ上品な味わい。 ネーミングもいいよね。 ”マメに楽しく”という…

【ドラマ】ハンカチ必須!「きのう何食べた?season2」第10話。

テレ東の「きのう何食べた? Season2」をご覧になっていますか? わたしはシーズン1の頃からのファン。 昨晩、8日放送分の第10話を観たのだけれど、これがハンカチ必須の回。 ケンジのお母さんに泣かされてしまった。 【以下、ネタバレを含みますので、…

【映画】「時代屋の女房」を観た。

youtubeの松竹シネマチャンネルで「時代屋の女房」という映画を観た。 1982年に直木賞を受賞した村松友視さんの同名の小説が原作。 歩道橋の脇で「時代屋」という名の骨董屋を営む男、ヤッサン。 ある日、ふらりと店に立ち寄ったのが、アブさんという名…

普段着感覚になった海洋散骨。

死んだらどうしてほしいか。 子どもの頃、死んだら遺灰を海に撒いてほしい!と言うと、法律で簡単には撒けないことになっていると返されたような気がする。 だからこれまで海への散骨を希望するのであれば、それが許された国にでも行かない限り無理なのだと…

行方不明の読解力探しを手伝ってくれた先生のハナシ。

きょうの朝刊に「大雪」の文字。 本格的な冬へと移り変わるころだが、きょうは好天に恵まれ、気温も高く暖かな一日だった。 さて、OECDが実施している学習到達度調査、通称PISAの結果が公表された。 日本は、懸案の「読解力」が前回2018年調査の十五位か…

二十四時間、矢の如し。

読売新聞に掲載されている多和田葉子さんの連載小説「研修生(プラクティカンティン)」を読んでいる。 本日掲載分の最後に記されていた、「一日目を終えてみると、二十四時間という時間が驚くほど長い。」という一文。 二十四時間を長く感じられるというこ…